まとまりのない二次創作ブログ。日常と映画感想が最近のメイン。サイトの更新情報とゲームプレイ記もたまに。
見てきましたので感想なんぞたたんでます。(9/2追記)
親子で見に来られてる方が多かった印象。
親子で見に来られてる方が多かった印象。
お母さんの物語でした。
年は物語初めの花に近い(たぶん)ですが、私はまだ母親ではないので、どちらかというと子供たちの方に感情移入してみてました。特に小さい頃の雪ちゃんははらはらしました。自分もずいぶんがさつだったのでとても。雨君のことはふつうに心配してました。雪の日以降は別の意味でドキリとすることも多かったですが。
でも「それやったら怒られるよ…!」って思う場面でも花はけして怒らなくて、こんなお母さんもいるんだと衝撃を受けたりしました。器と懐が大きすぎる。
子育てを経験してるお母さんからすると、あああるある、って思うところも多いんじゃないかなとひとりものが言ってみます。それくらいリアルに見えました。
ちょうど今CZ(主人公が小6のゲーム)をプレイしていて、今日この映画見て、小学校高学年の魅力に気付かされる最近です。未発達なのに大人びているというか。成長途中のきれいさというか。
「大人になりたい」って言葉にしてしまうのはいかにも子供なのに、それをいう彼らのふとした瞬間の横顔とかまなざしが、びっくりするぐらいにおとなびているというか。小さな表情にはっとする。
少しずつ、将来なりたいものとか、漠然と未来を思い描けるようになる時期なのかなぁ。だから楽しみな気持ちと不安な気持ちがないまぜで、早く先に行きたくて、でも今を置いては行けなくて、過ぎてしまうことを意識するとやっぱり寂しくて。まだ周りには子供だと言われる時期だけど、子供なりにちゃんと考えてるんだよねぇ。
見終わって、自分がそれくらいの頃はどうだっただろう、と考えました。
取りたい進路は確かに決めてました。けど、まだどこか甘く考えてたと思います。あの時期に諦めたことがあって、その時決めた道を中学以降の進路にして。小学校高学年ってそんな時期だった。
ええと何が言いたかったかっていうと、エンドマークはついたもののこの家族の物語は続いていくんだろうなと。そういってしまうとそういう作品はめずらしくないんですが、というか大半はそうなんですが。
けしてキリの良い終わり方じゃなかったと思うんです。雪も雨も花も、「これから」がもっと大変で、ここで終わらせているってことは、「つづく」に近いのかなって。余韻の残るラスト、というか。うまくいえません。
背景美術というのかな。それがすごく好きでした。
空の色、土の色、植物の色。花畑、小さなアパート、日本家屋。どっしりとしているくせにやつら表情が変わるんですよ。花とかすごい揺れるんですよ。水彩とCGの混ざり具合がすごいんですよ。
緑色の草原に風が吹いて、長く伸びた草の表面を波みたいに揺らす場面に目を奪われました。風が吹き抜けた気さえした。川の水が冷たいとか、今日の日差しは暑いとか、夜の学校は寒いとか、温度まで感じられる。そんな美術でした。
本棚の中にナルニア国物語がありました。
「ライオンと魔女」に出てくるオオカミさんは石になってしまうんでしたっけ。
あと農業の話。
今度こそって言いながら植えてたトマト、あんなにすっぽり埋めちゃだめだよといいたくてうずうずしてた気持ちもすっきり消化。でもってビニールハウスの破れ方に涙。リアルでした。
なんだかまとまらなかったけど、良いものを観ました。大切な作品になりました。
でも「彼」が桃缶を度々買ってたのは花の好物なのか妊娠、出産=桃缶という知識なのかそれだけが気になりますどうなんでしょう。
年は物語初めの花に近い(たぶん)ですが、私はまだ母親ではないので、どちらかというと子供たちの方に感情移入してみてました。特に小さい頃の雪ちゃんははらはらしました。自分もずいぶんがさつだったのでとても。雨君のことはふつうに心配してました。雪の日以降は別の意味でドキリとすることも多かったですが。
でも「それやったら怒られるよ…!」って思う場面でも花はけして怒らなくて、こんなお母さんもいるんだと衝撃を受けたりしました。器と懐が大きすぎる。
子育てを経験してるお母さんからすると、あああるある、って思うところも多いんじゃないかなとひとりものが言ってみます。それくらいリアルに見えました。
ちょうど今CZ(主人公が小6のゲーム)をプレイしていて、今日この映画見て、小学校高学年の魅力に気付かされる最近です。未発達なのに大人びているというか。成長途中のきれいさというか。
「大人になりたい」って言葉にしてしまうのはいかにも子供なのに、それをいう彼らのふとした瞬間の横顔とかまなざしが、びっくりするぐらいにおとなびているというか。小さな表情にはっとする。
少しずつ、将来なりたいものとか、漠然と未来を思い描けるようになる時期なのかなぁ。だから楽しみな気持ちと不安な気持ちがないまぜで、早く先に行きたくて、でも今を置いては行けなくて、過ぎてしまうことを意識するとやっぱり寂しくて。まだ周りには子供だと言われる時期だけど、子供なりにちゃんと考えてるんだよねぇ。
見終わって、自分がそれくらいの頃はどうだっただろう、と考えました。
取りたい進路は確かに決めてました。けど、まだどこか甘く考えてたと思います。あの時期に諦めたことがあって、その時決めた道を中学以降の進路にして。小学校高学年ってそんな時期だった。
ええと何が言いたかったかっていうと、エンドマークはついたもののこの家族の物語は続いていくんだろうなと。そういってしまうとそういう作品はめずらしくないんですが、というか大半はそうなんですが。
けしてキリの良い終わり方じゃなかったと思うんです。雪も雨も花も、「これから」がもっと大変で、ここで終わらせているってことは、「つづく」に近いのかなって。余韻の残るラスト、というか。うまくいえません。
背景美術というのかな。それがすごく好きでした。
空の色、土の色、植物の色。花畑、小さなアパート、日本家屋。どっしりとしているくせにやつら表情が変わるんですよ。花とかすごい揺れるんですよ。水彩とCGの混ざり具合がすごいんですよ。
緑色の草原に風が吹いて、長く伸びた草の表面を波みたいに揺らす場面に目を奪われました。風が吹き抜けた気さえした。川の水が冷たいとか、今日の日差しは暑いとか、夜の学校は寒いとか、温度まで感じられる。そんな美術でした。
本棚の中にナルニア国物語がありました。
「ライオンと魔女」に出てくるオオカミさんは石になってしまうんでしたっけ。
あと農業の話。
今度こそって言いながら植えてたトマト、あんなにすっぽり埋めちゃだめだよといいたくてうずうずしてた気持ちもすっきり消化。でもってビニールハウスの破れ方に涙。リアルでした。
なんだかまとまらなかったけど、良いものを観ました。大切な作品になりました。
でも「彼」が桃缶を度々買ってたのは花の好物なのか妊娠、出産=桃缶という知識なのかそれだけが気になりますどうなんでしょう。
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